リールはシマノSLS GT5000

竿はアルファタックル
2.2m 10〜30LBS

材料
ケプラート10号(中空)、瞬間接着剤、ナイロン糸(12号〜16号)、ヒラマサ針(12号〜14号)、テグミロン系新素材道糸1.5号、マチ針
(1)ケプラートをマチ針に通して内径を広げる。 (2)そのケプラートにナイロンハリスを通す。 (3)二つ折りにしてヒラマサ針に掛け写真のように、新素材糸でしっかりと結ぶ。これによって結び強度の低下を防げる。
(4)そのまま5ミリくらい強く巻き付ける。 (5)それを針の軸に沿って折り曲げ、ハリスと一緒に巻いていく。3cmくらい巻き付けたら最後に止め結びで結ぶ。瞬間接着剤で補強する。 (6)瞬間接着剤が完全に乾いたら針を何かに引っ掛け、引っ張りテストを実施する。同時にハリスの巻き癖が取れるのでゆったりと巻いておく。 (7)ファイルなどに保管し釣り舟に乗船した時、もう一度強く引いて巻き癖を取る。
 勝浦沖(三本松)のヒラマサは型も数も抜群で大変魅力的な釣りです。一方、魚が掛かっても根擦れによるハリス切れや針のすっぽ抜け等でバラス事が大変多い釣りでもあります。掛かった魚の半分も取れないのが現実です。
  根擦れでのハリス切れを防ぐには、竿とリールのバランス、クッション、ハリスの強度、リールのドラッグ調整が重要です。これは経験を積めば解ってきますが、それまでは慣れや人や船頭に調整を任せましょう。
 一方、太いハリスは結びが緩んですっぽ抜ける事が多く、また、大型のヒラマサの口は大変硬くザラザラしているので、ここでハリスが切れる事もあります。
 この仕掛けはすっぽ抜けや魚の口元でのハリス切れを防ぎ、バラシを少なくするために考えた仕掛けです。これによって大型ヒラマサのバラシを少なくできると信じます。
カモシ仕掛け